直傳靈氣と西洋レイキの違いについて。

レイキって、色んな種類があって何を選んだら良いのか混乱します…こんなご相談を受けることがあります。

今回は、このレイキの種類のご説明を兼ねて、私が伝授している『直傳靈氣と西洋レイキの違い』をお話したいと思います。


どちらのレイキも、「レイキというエネルギー」自体に違いはなく同じものです。どちらのレイキでも、念や意図を込めずに無心で手を当てるので、エネルギーの質に差は出ません。



では、何が違うの?って思うはずなので、まずは私がスクールで教えている2種類のレイキのざっくりとした違いを説明していきますね。

直傳靈氣(じきでんれいき)

靈氣の創始者である臼井甕男(うすいみかお)先生が『心身改善 臼井靈氣療法』として1922年、今から100年前に始めました。
もともと治療として始まった靈氣は、手を当てることで私たち自身の自己治癒力が活性化して、病気や怪我が回復へと向かっていきます。

直傳靈氣は、日本で発祥した当時の靈氣の形をそのまま受け継いで伝えられている、最も純粋で伝統的な靈氣です。海外へ渡らずに、日本国内で脈々と受け継がれ続け、西洋の影響を全く受けていません。大正初期に生まれた当時の純粋な靈氣の教えを忠実に守り、伝統を伝え続ける事を使命としながら、海外的なスピリチュアルな要素が入っていないのも特徴的です。
治療として生まれたものなので、治す・治癒することに特化しています(ただし、治療とは認められていないため、治す・治癒させるという表現は使っていません)。

また、直傳靈氣の先生たちは『師範』と呼ばれ、NPO法人国際直傳靈氣協会の代表お一人からのみ、師範の資格を認定されています。

前期、後期セミナーを受けることで、詰まってしまっているエネルギーの筒をお掃除し(靈授)、一定量以上の靈氣が、スムーズに流れるようにしてから座学と実習を積んで、日々の生活に靈氣を取り入れ、ポジティブで健康的な自分を作っていきます♪

西洋レイキ

西洋レイキは、大正時代に生まれた日本の伝統的な靈氣が1938年にハワイへ渡り、そこから欧米やヨーロッパなど海外へ爆発的に広まり、1987年頃から逆輸入という形で日本に戻ってきたレイキです。

海外のキリスト教や聖書の文化の影響を受けて発展したものなので、スピリチュアル要素が組み込まれていたり、浄化法が発達していたり、ヒーリング・癒しに特化しているのが特徴です。西洋レイキの先生は『マスター』と呼ばれており、各スクールのマスターがマスターの認定を出しているため、色んな流派のマスターが存在しています。

また、西洋レイキには決まった協会などが存在していないので、マスターそれぞれが『○○レイキ』という名前を掲げ、西洋レイキを教えることが出来ます。それゆえに、世界には色んな名前の西洋レイキが存在しているのです。

日本伝統の靈氣を学べるのは直傳靈氣のみで、そのほかの〇〇レイキは全て海外に渡ってから日本に逆輸入で戻ってきた『西洋レイキ』になります。その西洋レイキの中に、様々な流派が存在しているという形になるのです。

レベル1〜レベル3を受ける中でエネルギーの筒をお掃除し(アチューメント)、浄化法や邪気払いの方法、メンタルへの癒しの技法や過去・未来へのヒーリング、人間関係の癒し、ハイヤーセルフとの繋がり方や、自分自身の内面、五感と直観・直感を磨き、ポジティブなエネルギーを保ったり与える方法などを学んでいきます。オーラやチャクラについても学びを深め、瞑想法などを使って自分自身を整える方法があるのも特徴です。

人以外にも、動物や植物に対するヒーリング方法も学ぶので、ペットを飼っている方などは、日ごろのペットケアとして重宝されますね(^^)

私がお伝えしている西洋レイキ(Hemeraレイキ)は、伝統靈氣の教えを元に、海外へ渡った時に抜け落ちてしまった大切な教えや考え方をしっかりと盛り込み、本来の靈氣の学びの要素を損なうことなく構成しています。


⚪︎直傳靈氣はシンプルであり自力本願、治す・治癒することに特化しています。
⚪︎西洋レイキは他力本願要素が強め、癒し・ヒーリングに特化しています。

初めにも言った通り、エネルギー自体は同じですが、学んで使用する技法が異なるため、その技法を使う自分の意識に一種の暗示効果などが加わり、レイキの効き方に作用して、効果の現れ方に違いが出てきます。

私は、自分が使った体感としてこのような感覚の違いを感じていますし、どちらも習得した生徒さんも同じような感じがすると教えてくれました。

メンタルや鬱、ストレスや人間関係で心を病んでいる場合などは、西洋レイキの癒しの技法がとても上手く作用する場合が多く、病気や怪我などの症状を激的に改善させる場合などは、直傳靈氣のシンプルかつパワフルな技法が作用しやすいです。


直傳靈氣と西洋レイキは、どちらのレイキも使えると、相手がどんな症状や状態で不調を起こしているのかで使い分けることもできて便利ですよ♪


どのレイキを学べばいいの?

ネットを調べると『〇〇レイキ』というたくさんのレイキが出てきます。
これを見て、
・たくさんあって分からない
・何を受けたら良いのかしら
・たくさんあるけど違いは?
なんて困ったり迷ってしまう人もいます。


この〇〇レイキというのが、いわゆる西洋レイキといわれるレイキになります。

西洋レイキはとても自由度が高く、決まった一つの協会や本部のような所があるわけではないので、各スクールのレイキマスターが自分の西洋レイキとして名前をつけたりすることが可能です。いわば、西洋レイキの流派みたいなものとイメージしてもらうと分かりやすいかなと思います。


私のスクールでも、西洋レイキを「Hemeraレイキ」として、伝統靈氣の素晴らしい部分を損なわず、なおかつ自分軸を整えるために大切なスピリチュアルな要素を組み込んだレイキとして伝授しています。(Hemeraレイキに込めた願いは、メニューの説明を読んでいただけたら嬉しいです。)


それゆえ西洋レイキは、スクールによってものすごくスピリチュアルになってしまっているところもあれば、伝統的な靈氣の内容をきちんと受け継ぎつつ発展系になっているところもあり、直傳靈氣と違ってその内容にはバラツキがあります…。


ネットで調べた時に、カタカナで『〇〇レイキ』と出てきたら、西洋レイキだということを分かってもらえれば、選ぶ一つの基準にしてもらえるかなと思います。


簡単に要点をまとめて特色をご説明しましたが、各レベルや前期・後期の説明など、さらに詳しく知りたいあなたは、ぜひ一度体験会でレイキ体験をしてみてください♪

マンツーマンでのご質問にもお答えします。